杉山佳祐
清掃事業課
清掃事業課
班長 杉山佳祐
2019年入社
愛知ビル管理のホームページを拝見し、清掃はもちろん、設備管理などのビル管理業務も幅広く行っていることを知り、興味を持ったのがきっかけで応募し、入社しました。今は主に定期清掃の業務を行なっています。その日毎に違う病院や店舗などをまわって、ワックスがけや窓掃除など、日常清掃よりは大掛かりな清掃を行っています。
前職は工場勤務でした。工場で働いているとラインで流れてくるものを見て、仕上げての繰り返しの作業です。一方、清掃業務は、お客様と接する機会も多いので、直接「ありがとう」と言ってもらえることが多く、それが自分の仕事に対する活力になります。向き不向きはどんな仕事にもあるとは思いますが、工場の仕事では、自分の作ったものを手にするお客様ともちろん会えるわけもなく、モチベーションを維持する方法がわかりませんでした。そういった意味で、清掃業務の方が自分には向いていると間違いなく思います。
病院・クリニックなどの院内清掃を担当することがよくありますが、病院は見た目にも、床や壁が白かったり、見た目以上に本質的に清潔でなければならない場所なので、衛生管理を怠ることはあってはなりません。清掃業務もやはり気を張って作業することが多いです。そこで培った品質の高さは、病院などを主としていない他社に比べ圧倒的な差となると思っています。その品質=技術力が愛知ビル管理の最大の強みだと考えています。
そんな会社の強みに守られるだけではなく、個人的にも会社の強みとなるために、ビルクリーニング技能士1級まで取得し、高所作業車の資格などもゆくゆくは取得し、仕事の幅を広げていきたいと思っています。最近では定期清掃以外にハウスクリーニングの清掃業務を覚え始めました。新品により近づけることが理想のハウスクリーニングでは定期清掃とは、やる内容も、手法も、使う薬品も全部異なります。今は先輩に教わりながらやっていますが、早く一人で担当できるよう精進したい。それが自分の当面の目標です。
一つの現場へ向かう時に、頭の中でやるべき作業を組み上げて、どうしたら早く、効率的に、綺麗に仕上げられるのかをシミュレートする。そんな毎日です。自分は班長という役割なので、現場では作業員として清掃しながら、作業スタッフに指示も出さなければなりません。現場についてから頭の中で準備しても、時間が押すだけで、お客様にも迷惑がかかってしまいます。現場に着く前に、その現場の作業分担やかかる時間、作業工程すべてを決めておき、現場ではすぐに作業へ移れることが理想だと考えています。最近になり、ようやく周りが見えるようになってきました。班長という役割も、その余裕がなければ、現場スタッフが円滑に動くことはできません。班長がいっぱいいっぱいの現場なんて自分でも嫌なので。笑 困っているスタッフをサポートしたり、手持ち無沙汰なスタッフに指示を出したりと、現場もある程度俯瞰で見られるようになってきました。また現在では、現場スタッフに自分で考えて動き、成長してもらうよう、現場では作業に極力口を出さず、間違っている場合のみ指示を出すように意識しています。現場スタッフが自分で考え成長していくように、自分も班長として現場をいかにコントロールできるようになるか。試行錯誤しながらトライアンドエラーで勉強している真最中です。
総合業務課のスタッフも清掃事業課のスタッフも、もちろん現場のパートさんに至るまで、仕事に対して誇りを持ってやっている会社だと言えると思います。清掃作業スタッフの技術面、知識面も高い水準になり、高い技術力を持つと、それを現場で発揮しようと自然と思うようになります。だからこそ、その作業に誇りを持つようになり、お客様が感動できる仕事へつながると考えます。会社として高い技術力をキープするには日々変化していく清掃業界の知識や手法を積極的に取り入れ、時代に取り残されないようにする必要もでてきます。そういったスタッフみんなの向上心と、それを試せる柔軟な環境、それをふたつとも備えている愛知ビル管理のような会社は多くはないと思います。40年近くお客様に選ばれ、今がある。その事実に向き合い、誇りとし、若いスタッフも先達に負けずに盛り上げていけたらと思っています。